急激な変化と乱気流の時代にあっては、大きな流れそのものを機会としなければならない。その大きな流れは、ニュー・エコノミーではなく、ネクスト・ソサイエティの到来である。若年人口の減少、労働力人口の多様化、製造業の変身、企業とトップマネジメントの機能・構造・形態の変容である。この局面に応じた戦略なくして成功はありえない。         −P.F.ドラッカー(要約)

2005年03月03日

2005Feb.05 道後商店街(愛媛県松山市)

松山市内の商店街は、市内中心部にある大街道商店街と道後温泉入口に位置する道後商店街の2箇所に集約されつつあるようだ。
全国の商店街では、地域特性もなく味気ない千円ショップが散見される。この道後商店街も例外ではない。しまなみ街道開通の交流人口が収束してから、閉店する店に代わって千円ショップが数店登場している。その一方で、2004年10月下旬、昔ながらの町屋を改装した何とも素敵なお店『道後の町屋』が、商店街中ほどにOPENした。ご主人は会社勤めする中、奥様の三好冨美子さんが運営しているベーカリー・カフェ・ギャラリーである。

道後の町屋正面  道後の町屋入口  道後の町屋通路

三好さんのお話によると、改装工事を地元デザイナーに頼み、店内にある骨董品も元々この建物にあった物を活用しているそうだ。中には雨戸をカウンターの横板に使ったり、入口を吹き抜けにして広げたり、といった工夫も見られ、趣の良さに私も吸い込まれるようにしてお店に入った。
店を始めたきっかけは、元々貸していた店舗が閉店することになり、夫婦で話し合った結果が今のお店となった。素敵なことに近所の観葉植物を販売する知人やその他の工芸品商品を、チラシとともに店内に配置しているので、地域経済にも貢献している。ギャラリーとなっている奥の間でも珈琲をいただくことができ、何か特別な客になったような錯覚に陥る。この部屋はちょっとしたイベントもできるくらいのスペースがあり、これまで何度か催しをしたということだったが、お店が想定以上に忙しくなり、腰をすえて定期開催するにはもう少々時間が必要のようだ。
部外者の勝手な意見だが、市内の愛媛大学や松山大学の学生にイベントを任せられるようになったら、若手と地域との交流が生まれ、将来素敵な人材がここから出発するかもしれない。それぐらい人を惹きつける空間に仕上がっている。実際、三好さんのお嬢さんや岐阜県出身の学生さんなどがアルバイトをしている。

道後の町屋奥間    道後の町屋奥間飾り
       道後の町屋奥間より通路    道後の町屋中庭


なお、松山はこれからNHKの大河ドラマとなる司馬遼太郎の「坂の上の雲」を観光に活かそうと取り組んでいる。詳しくは、「愛媛 資料編(その他)」参照のこと。


  <参考>

大街道商店街の紹介記事(全国商店街振興組合連合会のHPより)
http://www.syoutengai.or.jp/genki/ehime/345/345.htm
四国の元気な商店街一覧
http://www.syoutengai.or.jp/genki/#sikoku
司馬遼太郎の「坂の上の雲」紹介サイト
http://www5d.biglobe.ne.jp/~atwebkc/sikisikitop.htm
posted by ComPus 地域経営支援ネットワーク at 05:56| Comment(0) | TrackBack(1) | 地域レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: 大街道商店街大街道商店街(おおかいどうしょうてんがい)は、愛媛県松山市の中心市街地にある商店街。松山中央商店街の一部。一番町通り(国道11号)から千舟町通りにかけての全長483mの南北方向の商店街で、..
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